日々の暮らしに溢れるちょっとしたヒント

普段の生活の中でふと ♪ いいな ♪ と思ったものを紹介していきます。

【英語学習】元通訳・現役翻訳者が教える 学生&社会人向け 効果的な通勤・通学時間の活用の仕方

学生さんや社会人の方でも英語を

学習している人は多いと思います。

 

そして、学生さんや社会人の皆さんは

みんな忙しい人ばかりだと思います。

少なくとも英語の学習だけに何時間も

かけられる人は少ないでしょう。

 

そんな中で効率的に英語の学習を

しようと思ったらやはり通勤・通学時間の活用が

重要です。

 

本当に個人差があるので

これだけが正解というわけではなく

一番良いのは自分自身に合った方法や

時間配分を見つけることですが、

1つのヒントにしてもらえたらよいなと思います。

 

学生さんや社会人のかたは

電車やバスなどの移動が多いと思います。

私も高校も大学も2時間近く通学にかかりましたし

社会人になってからも1時間以上かけて通勤していました。

しかも満員電車に揺られて~・・・

 

ですが、それだけ時間がかかる以上、

通勤・通学時間も立派な学習時間でした。

 

私の場合は、家である程度時間の取れる時に

辞書を引きながらじっくりと内容を読んで

要約したり次の授業に向けての準備をするようにしていました。

 

その他、問題集や授業で出された課題も家でじっくり

取り組みました。

でも、答え合わせは家ではしませんでした。

 

いつしたのか?

 

ずばり、電車の中です。

 

満員電車に揺られ、座ることは不可能という

環境の中で、それでも効果的に英語学習に

通勤時間を使おうと思ったら

前日の夜に解いた問題集のまるつけを

電車の中でするのが効率的だったのです。

 

ここで重要なのは「まるつけだけ」ということです。

間違えた内容や解きなおしをこの満員電車の中で

やるのは得策とは言えません。

 

やってしまうと集中力が持つ状況ではないのに、

内容だけは確認してあるので

「やったつもりになるだけ」になる可能性大です。

 

なので、まるつけだけをして直しや見直し、

解きなおしはまたその日の夜に家でします。

そしてまた別の問題を解くだけにして、

まるつけは次の日の電車の中でします。

毎日これを繰り返すんです。

 

その他、電車の中では分からない単語の

洗い出しもよくしました。

 

単語のワークブックなどでとりあえず

一から分かる単語にだけしるしをつけていくのです。

意味やスペルの分からない単語はとりあえず

その場では放置します。

とにかくわかる単語にだけ印をつける。

 

それで、家に帰ってから分からなかった単語だけに

スペルや意味の学習を集中します。

 

次の日の電車では前日に単語ワークブックで

分からなかった問題だけを見て、

分かるようになった単語に印をつけます。

まだ覚えきれていない単語は印を付けません。

 

そして夜に印のないものだけ復習。

 

こうやって毎日続けていくと

毎日分からない単語が減っていきます。

最後には全部の単語に分かったという印が付きます。

単語ワークブックを1冊丸ごと覚えられたということです。

 

でも、最初の方にやった単語は忘れてしまったかも。

そう思えば、また一から違う色のペンを使って

印をつけて最初からやり直します。

 

こうやって、電車の中ではじっくり取り組む問題は

難しいなと思えばまるをつけるだけ、

しるしをつけるだけ、といった

多少集中力の途切れがちな環境でも

なんとかやれる作業をしておくのがおすすめです。

 

まるつけや分からない単語の洗い出しは

家でじっくりと机に向かっていなくてもできる

作業なんですね。

 

こうやって、自分の中で切り分けて

いつどうやって作業するかよく考えながら

学習を進めてみて下さいね。