日々の暮らしに溢れるちょっとしたヒント

普段の生活の中でふと ♪ いいな ♪ と思ったものを紹介していきます。

【子猫を保護】弱った子猫を保護 里親さんへお渡しするまで

少し前、5月頃だったかな?のお話ですが、

子猫を保護して里親さんへお渡ししました。

 

流れとしては、

 

我が家で保護→形式上保護団体へ→里親さんへお渡し

 

となりました。

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現在、我が家はミヌエットという猫ちゃんと

暮らしています。

この子が我が家の家族になる前は

わんこ2匹と暮らしていました。

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今中学生になる子供2人が生まれる前は、

わんこと暮らしながら何度が

自分で猫ちゃんの保護をしたり、

近所の友人の猫の保護活動を手伝ったり

していました。

 

子供が生まれてからは

人間の子供2人とわんこ2匹(ラブとキャバリア)の

お世話で手一杯になってしまい、

しばらく猫ちゃんの保護はしていませんでした。

もちろん、必要なら何とかしていたと思いますが、

不思議と縁もなかったです。

 

そんなある日、家のインターホンが鳴りました。

モニターを見ると郵便屋さんが立ってます。

「はて?何か届く予定あったかな?」と思いつつ

返事をすると、

「お聞きしたいことがあるので玄関までお願いします」と

言うのです。

 

何だろうと思いながら玄関を出ると、

郵便屋さんが我が家の駐車場を指さして

「おたくの猫ちゃんですか?」と…。

 

「は?うちの猫ならうちにいますけど?」と

思いつつ駐車場を見ると、

なんとちーーーーーーーーっちゃなトラ猫ちゃんが

うずくまって動かない!

 

もう、ここで脳内スイッチオン!

郵便屋さんにお礼を言って、

大急ぎでいい大きさの箱にわんこが使っていた

おトイレシートの残りとタオルを敷いて

子猫ちゃんを入れました。

 

お母さん猫が戻って来るかも?とも

思いましたが、子猫ちゃんの様子を見る限り、

もう時間的な余裕はないなと…。

人間の臭いが付いてしまったらもう

お母さん猫は面倒を見てくれない可能性が

高いのでお外には戻せません。

 

つまり、我が家で引き取るか

里親さんを探す覚悟で保護することになります。

 

我が家のかかりつけの獣医さんに

連れていこうかと思いましたが

車で20分かかるのです…。

 

弱った子猫ちゃんには厳しいか…と思い、

車で5分の私の友人夫婦がやっている動物病院へ

連れていくことにしました。

 

結果、たぶん生後2~3週くらいかな?と。

まだ小さすぎて血液検査とかはできず、

とりあえずノミダニ駆除をしてもらって、

ミルクを飲ませてもらいました。

 

そして我が家に連れて帰ることに。

とにかく何の検査もできていないので

どんな病気を持っているかも分からないので

我が家のミヌエットちゃんとは完全隔離が必要です。

 

2階の一室で大きな段ボールにタオルや保温用の

湯たんぽを入れて子猫ちゃんを休ませました。

 

ミルクを夜中も含めて1日に5回~6回あげて、

おしりを刺激してあげておトイレをさせます。

 

病院の先生からは状態は思ったほど悪くないから

それで様子を見てみようとなりました。

 

ミルクは哺乳瓶を吸う力はなかったので

スポイトで口に入れてあげたりで、

最初はかなり心配でした。

 

でも全く警戒する様子もなくて

むしろ人懐っこい!

さすがトラ猫ちゃん、しかも男の子(笑)

 

1週間後、また病院でみてもらい、

順調に回復、体重も増えてきていました。

思っていたよりも週齢が進んでいるかな?という

感じがしてきたので

少しずつ離乳食も食べさせてみました。

かわいい歯もみえています!

 

これなら大丈夫!と思っていたら、

子供の友人のお母さんが里親探しのツテがあると

連絡をくれました。

 

我が家で引き取ることも考えていましたが、

病気の有無なども分かっていなかったので

とりあえず話を聞いてみると、

しっかりとした保護団体さんに知り合いがいるようで、

お願いするのがよさそうだなと思いました。

 

さらに、子猫ちゃんを保護したい!と

言ってくれる人が友人の友人の友人の彼女、くらい

つながりは遠い人ですが連絡をくれました!

 

この時点で、子猫ちゃんの様子も落ち着いて

きてはいましたが病気などはまだ分からなかったので

保護団体さんにいったんお渡ししして、

病気のことなども含めて理解していただけるか、

そこからきちんとお手続きをして

お渡しすることにしました。

 

その後保護団体さんが血液検査したところ、

残念ながら猫エイズが陽性でした。

でも猫エイズは発症しない可能性もあるし、

白血病よりはまだ受け止めやすい…。

それに健康な猫ちゃんだって

他の病気になる可能性だってある!

 

我が家で引き取ることも検討はしたけど、

やはり猫エイズがあるということで

我が家の先住猫を守る観点から

難しかったです。

 

里親希望者さんは猫エイズであることも

承知の上で、それでも引き受けたいと

言ってくれました。

 

ケージや生活に必要なもの、

全てしっかりと揃えて、お渡し当日を迎えて下さいました。

本当に感謝しています。

 

我が家でお世話したのは1か月弱くらい。

里親さんにお渡しする可能性が

高かったので、情がわくとお別れが悲しいので

「冷静に冷静に…」と心がけていましたが、

それでもお別れの時は涙が出てしまいました。

 

保護した子猫ちゃんを今回は

我が家で引き取ることはできなかったけど、

きちんとした里親さんにお引渡しできて

心から安堵しています。

絶対に幸せになってほしいです。

 

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我が家に猫ちゃんを迎える時には

保護猫を考えていた私ですが、

パパが自分は猫を飼うのは初めてだから

種類がはっきりしていて性格などがある程度

分かる子がいい、というので、

まあそれもそうかなと思い保護猫はあきらめ、

ショップで縁のあったミヌエットちゃんを

迎えました。

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実はこのミヌエットちゃんも

少し体が小さく、風邪を引きがちで

あまりショップでも店頭に出せなかったりして、

しかもミヌエットにしては足が長すぎて

もしかしたらお家が決まらないかも…という子でした。

 

そんな時、たまたまショップで見ることができ、

そこから話が進み、我が家に迎えました。

今では我が家のお姫様です。

 

どうかこの世から悲しい思いをする

わんこ、にゃんこ、動物、人がいなくなりますように。